現代科学と人間性の拡張

第7回シンポジウム オンライン開催

現代科学と人間性の拡張

主催 未来哲学研究所
共催 東アジア藝文書院
日時 2023年9月1日(金) 午後3時(15:00)~6時(18:00)
撮影会場 東京大学駒場キャンパス 東アジア藝文書院セミナー室(101号館1F)
配信聴講料 2000円
司会 小村優太
提題
発表1 秋山知宏 私たちを人間たらしめるものは何か──人類と自然の統合的探究
発表2 師 茂樹 「AIは悟れるか」という問いについて考える
発表3 近藤和敬 ポスト・ヒューマン時代の科学という問題について
発表4 岡本拓司 自然科学に由来する政治思想──20世紀の事例を中心に

21世紀における、情報科学や宇宙論をはじめとする先端科学の革新は、「革命」と呼ぶに値する風景をもたらしている。そこでは、人間を人間たらしめるもの、いわば人間性の条件にも、すでになんらかの変化がもたらされているに違いない。科学技術によってもたらされる人間性の拡張、または人間概念の変化について、その正負両面にわたる意味を考えたい。終末に現実感を与えている環境問題、AIがもたらす知的可能性の拡張などを捉え直すこと、そしてそれを歴史的文脈に置いて考える、つまり既存の知的風景に位置づけるという冒険を通して、変容の本質を問うてみたい。




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