第4回シンポジウム オンライン開催
霊魂論の未来──情念・鎮魂・他者
日時 2022年3月30日(水) 午後3時(15:00)~5時30分(17:30)
会場 東京大学駒場キャンパス 東アジア藝文書院セミナー室
司会・進行 山内志朗
発表1 平野嘉彦先生 ドイツにおける心霊思想、もしくは超心理学
────デュ・プレルとシュレンク=ノッツィング
発表2 中島隆博 中国における霊魂論
発表3 佐藤弘夫 語らう死者たちの誕生──日本列島における鎮魂の系譜
発表4 末木文美士 心という回路――仏教哲学への一視点
会場 東京大学駒場キャンパス 東アジア藝文書院セミナー室
司会・進行 山内志朗
発表1 平野嘉彦先生 ドイツにおける心霊思想、もしくは超心理学
────デュ・プレルとシュレンク=ノッツィング
発表2 中島隆博 中国における霊魂論
発表3 佐藤弘夫 語らう死者たちの誕生──日本列島における鎮魂の系譜
発表4 末木文美士 心という回路――仏教哲学への一視点
21世紀は9.11の同時多発テロから始まった。その事件は、この時代が「怒りの世紀」であることを象徴している。そして他方、伝統的な宗教の衰退と並行して、スピリチュアルなものへの関心はいやましに高まっている。怒りの時代であることと、霊的なるものへの関心、ここには共通の根底があるのだろうか。
文明圏を横断しつつ霊魂論の諸相を考察し、西洋近代が提供した心の枠組みを超え、かつ補う、「内なるもの」のヴィジョンを探る。